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佐藤琢磨が第109回インディ500にRLLからの参戦が決定

2025年3月11日、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)は、インディアナポリス500で2度優勝した佐藤琢磨が、今年の5月25日に開催される第109回インディアナポリスに参戦するため、チームに復帰することを正式に発表しました。

 

世界を代表するシートメタルの工作機械メーカーであるアマダ・アメリカもまた、2017年と2020年にインディ500を制した佐藤が操るNo75のマシーン(ホンダ・エンジンを搭載)をプライマリー・スポンサーとして支援します。アマダ・アメリカは佐藤が2024年に参戦したときもプライマリー・スポンサーを務めました。

 

佐藤は2012年にくわえて2018〜2021年にもRLLよりNTTインディカー・シリーズにエントリー。昨年はアマダをプライマリー・スポンサーに迎えてインディ500にスポット参戦しました。これまで佐藤がNTTインディカー・シリーズで挙げた計6勝のうち、4勝はRLLとともに勝ち取ったもので、これには2020年に獲得したインディ500での2度目の優勝も含まれます。2023年にはオーバル・レースにチップ・ガナッシ・レーシングからエントリー。翌年はRLLへの復帰を果たしました。その2024年には、ホンダのドライバーとして2番目に速いタイムを予選でマーク。そして彼にとって15度目、そしてRLLからは6度目となる「世界でもっとも壮大なレース」への出場を完走で締め括りました。

 

チームとアマダの関係が始まったのは2023年のこと。この年の4月30日にバーバー・モータースポーツ・パークで開催されたチルドレンズ・オブ・アラバマ・インディ・グランプリにおいて、アマダはNo30のプライマリー・スポンサーを務めました。これにくわえ、2024年のインディ500に佐藤が挑戦したときにもプライマリー・スポンサーとしてチームを支援したほか、2024年のアキュラ・グランプリ・オブ・ロングビーチとポートランドではNo30の主要なアソシエート・スポンサーとなりました。なお、アマダ・アメリカの本社はロングビーチにほど近いカリフォルニア州のブエナ・パークにあります。

 

佐藤琢磨 (No75 アマダ・ホンダ)のコメント

 

「レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングとともに第109回インディ500に参戦できることに、抑えきれないほどの喜びを感じています。ボビー、マイク、デイヴィド、そしてチームの全員に、心からのお礼をいま一度、申し上げたいと思います。また、タイトルスポンサーを務めて下さるアマダを筆頭に、パナソニック オートモーティブシステムズ、Niterraグループ日本特殊陶業、デロイト トーマツ コンサルティング、ナック、本田技研工業、ホンダ・レーシングを始め長年レース活動をサポートしてくださっているスポンサーの皆さまにもお礼を申し上げます。No75を掲げた新しいマシーンは、RLLの伝統的なデザインをベースに、ダイナミックでリフレッシュされたカラーリングが施されていて、とても魅力的な仕上がりとなっています。チームとの旧交を温めることになった昨年の参戦は素晴らしい経験でした。そして今年は、さらに多くの懐かしい顔ぶれが揃うので、昨年以上に特別な挑戦になるとともに、大きな自信を与えてくれます。チーム一丸となって戦うことが楽しみで仕方ありません」